心に余白を生む、整理と収納
「家を整えることは、毎日を軽くすること」ムタログさん

2025/12/06
(取材と文・竹村真奈 撮影・ふぁま)
※12月15日(月)より、ネットストアにて全商品の販売を再開しました。詳しくはこちらからご確認ください。
ムタログ(むたろぐ)
フリーランスWebデザイナー。無印好きの“ひとり暮らしベストバイ”をInstagramで発信中。25歳、7.5畳1Kでひとり暮らし中。
Instagram:@mutalog_muji
無印好きのムタログさんが、無印良品にハマったきっかけは?
「コロナ禍の緊急事態宣言中に、車の事故に遭ったんです。そこでケガをして、外に出られない日々が続きました。手の届く範囲にモノを置いて、ほとんど動かずに暮らしていたら、自分の周囲がどんどんモノで溢れていってしまって。これはメンタル的にもよくないなと感じて、モノを捨てはじめたのがきっかけです。無印良品の商品はそれまでも買っていましたが、最大の魅力は“シンプルだけどデザイン性があること”。そして“長く使い続けられること”。日々の小さな選択を丁寧に積み重ねることで、部屋も気持ちも整っていく。不要なモノを減らしながら、新しくモノを迎え入れるときに、無印のアイテムの魅力にどんどん惹かれていきました」
今年ひとり暮らしをはじめたそうですが、何か変化はありましたか?
「以前は家にこもることが多かったんですけど、最近は部屋から出たい、と思うようにもなりました。今の暮らしにテーマがあるとしたら、“快適”と“効率”の両立=ラクです。家が整うとオン/オフの切り替えがうまくできるようになって、外にも積極的に出たくなってきたというか。そういう時間を、自分で作れるようになりました」
心に余白がある状態は、ムタログさんにとってどういう状態?
「“部屋も心も整った状態”ですね。仕事が慌ただしくなって余裕がなくなってくると、やりっぱなしの箇所や散らかりが増えてきます。それが積もって、探し物が出てきたりしたら“いよいよまずい”と感じますね。ただ、モノを少なくすること、モノの住所を決めておくことで、日々の選択がすごくラクになるんです。朝、何を着ようか迷わない。仕事道具もすぐ手に取れる。小さな選択のストレスがなくなることで、仕事や趣味に集中できる余白が生まれています。資格の取得やInstagramの発信、フルマラソンなど、新しいことに挑戦しようと動くことができるようになりました」
1. 白を基準に、差し色はひとつだけ
「デスクをベッドの背側に向けているせいか、集中できるんです。オーク材と白をベースに、オレンジの差し色でインテリアを楽しんでいます」


2. 配線も整う無印のくるくる
「デスク裏の配線は結束テープで固定。我が家のアクセントカラーと同じオレンジ色なのも嬉しいです。ミシン目入りなので長さ調整もしやすいんです」

3. 雑貨感のあるミニカレンダー
「ミニカレンダーを雑貨のようにデスクにちょこんと置くと可愛いんです。視界に入る小さな情報量が、部屋全体の気分を上げてくれます」

4. 視界にうるさくない収納の密度
「『壁に付けられる家具』シリーズは場所を選ばず活躍してくれるんです。小物を飾っても、生活用品を置いても、インテリアとして機能します」

5. やわらかポリエチレンケースは家中で活躍中
「やわポリ(やわらかポリエチレンケース)は、いろんなサイズを愛用中。掃除しやすいのも重要です。どこにでも馴染むやわらかな質感と清潔感のある白が好きですね」


6. 香り系アイテムも無印で
「香り系も無印で揃えています。無印のお香は種類も多く、その日の気分で選べる。ミニサイズなので10分ほど香りが楽しめるのも、リフレッシュにちょうどいいですね」


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