広島県呉市産　キャベツ「広甘藍」　約２．５ｋｇ（２玉）

広島県呉市の伝統野菜「広甘藍(ヒロカンラン)」。大正後期には市場で高い評価を受け東京・大阪をはじめ全国各地、遠くは中国東北部まで出荷されていました。戦後の高度経済成長とともに味よりも重量が優先され、昭和30年代後半から姿を消していきました。農家が栽培しなくなってからも、呉市農業振興センターは復活を夢見て、原種を保存しようと地道に栽培を続け自家採種してきました。そして2010年、ついに熱意が実り生産が復活しました。大きさは１.２５ｋｇ程度ですが、糖度は市販のキャベツに比べて高く、水分も多く含んでいるので、葉はもちろんのこと芯まで柔らかく食べられます。芯はナシのような香りがします。