ReMUJIの服 コレクション まとう楽しさ

染め直したり、使える部分を縫いつないだりして、新しい命を吹き込まれたReMUJIの服には、それぞれ違う個性があります。宝探しをするように見つけ、身にまとう。自分にぴったりの一着と出会うワクワクを味わってください。

それぞれ1着に7本分のデニムパンツを使用してパッチワークのように仕立てた「つながる服」のカバーオールとパンツです。ブルーデニムのセットアップには「染めなおした服」の藍色のシャツを着てブルーのグラデーション。ホワイトデニムのセットアップには「染めなおした服」のグレーのシャツを合わせてシックな雰囲気に。

ブラックデニムの濃淡、ブルーデニムのそれぞれの色落ち感、ホワイトデニムの微妙な色合わせなど、約7本のデニムパンツを組み合わせて生まれた一着に、同じものはひとつとしてありません。

「染めなおした服」のネイビーのブラウスとスカート。ステッチは染めても元の服の色が残るため、それがアクセントに。同じネイビーでも生地によって色のニュアンスが異なるのは、回収した服を生かしたReMUJIの服ならでは。

(左)「染めなおした服」カットソーの鮮やかな黄色は、無印良品のカレーを作る際に出た玉ねぎの皮を染料の一部に活用して染めたもの。それと合わせた「染めなおした服」ネイビーのスカートは、よく見ると元の服のチェック柄が染めの向こうに見えます。(右)異なる色や幅のボーダーTシャツ2枚を組み合わせて1枚にした「つながる服」のボーダーTシャツ。定番のアイテムがポップでユニークなアイテムになりました。シックなペアリングのボーダーに「染めなおした服」黒のパンツを合わせて。

「染めなおした服」の新色、グレー。生地によって染め上がりの幅が広いので、組み合わせて着こなしても。(左)ニュアンスの違うグレーでトップスとパンツを組み合わせた、ワントーンのグラデーション。(右)幅の違うボーダーを組み合わせたポップな「つながる服」ボーダーTシャツに、「染めなおした服」グレーのパンツとグレーのセーターを合わせて大人っぽく。

「つながる服」のシャツ。さまざまな色柄・質感のシャツを2枚ずつ組み合わた唯一無二のシャツです。ロングシャツは、切り替え部分がスリットのようにもなって、1枚でも重ねても表情豊かに着こなせます。

「つながる服」にセーターが登場。状態の良い身ごろ部分と袖部分を選んで組み合わせ、バイカラーのセーターが生まれました。落ち着いた色同士のペアリングも、ネイビーや黒に鮮やかな色が組み合わさったものも、それぞれに表情が違います。着ても、羽織っても印象的です。

袖に傷みがあれば身ごろの部分を使って、身ごろが使えなければ袖をつないで、回収したセーターを冬の小物にリメイクしました。マフラーは4色の組み合わせ、アームウォーマーは3色の組み合わせ。セーターと同じように、1着1着色合わせが異なります。

回収した衣料品から生まれたバッグ(上)や巾着(下)。一点一点色柄の組み合わせが異なる楽しいデザインであるのはもちろん、それぞれ裏地もついてしっかりとした作りです。裏地には、オーダーカーテンの残布を使いました。