こんにちは、アピタ阿久比です。
「あぐいめぐり」と題しまして、無印良品アピタ阿久比店がある阿久比町をスタッフが巡る様子を不定期で配信します。
今回のあぐいめぐりは、前回、阿久比米れんげちゃん研究会のお話をうかがった(有)千姓を訪ねます。
「阿久比の好きなところは、ゆっくりしていて暮らしやすいところですかね。」とおっしゃるのは代表取締役の都築興治さん。
(有)千姓は、お米をはじめ、約30種類ほどの野菜を作っている農業法人。
この辺りでは、「つづき農場」のブランド名でなじみ深い方もいらっしゃると思います。
都築さんのご実家は、元々個人農家だったそうで、これから新しい挑戦をしたいと平成18年に法人化されました。
大学生のころご実家の農業を手伝ったことが、農業をやっていこうと決意するきっかけだったそう。
「当時は、家業がどんなことをしているのかも正直知りませんでした。」と笑って教えてくださいました。
自分で作った作物を、直接、お客様にお届けできる喜びを感じたそうです。
それからは、山梨県の農業法人にて3年間農業研修をうけ野菜の栽培を学びました。
農業研修では、新しい視点や発想を持って一から立ち上げることを経験し、今につながっているといいます。
(有)千姓では、野菜の生産販売の他にも、「農業を継承」していくことにも力をいれています。
高齢になる農家の作業委託と新規農家の支援を行っています。
作業委託では、農家の高齢化が進み、農地の管理や栽培、収穫のお手伝いを行います。
高齢化が進む一方で、異業種から転身される若い新規農家の方も増えているとのことです。
農地を維持し、新しい農家を育てることで農業を守っています。
「父は、今までよくひと言も口出しせずに見守ってくれたなと思うんですよ。僕のやり方に思うところもあったと思うんです。」と都築さん。
日々の暮らしの中で身動きが取れずモヤモヤするときは、固定観念にとらわれていることが多いかもしれません。
都築さんのように、新しい発想と柔軟な行動力を持って前へ進んでいきたくなります。
都築さんの次なる目標は、畑のとなりに直売所を作ること。
これからも(有)千姓の活動から目が離せません。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
無印良品 アピタ阿久比