こんにちは。まちの保健室です。
まもなくやってくる5月。
なんとなくイライラしてしまったり、やる気が出なくなってしまったり…いわゆる「五月病」、と言われる症状が出る方が増えてくる時期となりました。
今回は、そんな五月病の原因と、この時期のおすすめの過ごし方についてお話していきます。
まず、「五月病」というのは正式な医療用語ではありません。
新年度である4月に入学・進級した学生や、入社・異動した社会人などが、5月頃に精神的に不安定になる状態のことをいい、大きく変化した環境に適応するために頑張りすぎてしまうことが原因のひとつとされています。
また、5月の大型連休によって張りつめていた緊張感が途切れてしまい、無気力になってしまう方も少なくないようです。
「五月病」そのものは一過性のものですが、症状が重たくなってしまうと鬱状態や自律神経失調症に陥ることもあるため、注意が必要です。
そんな「五月病」にならないために、今からできる養生をはじめてみましょう。
中医学では、春の3カ月を「発陳(はっちん)」と呼びます。
陳、という文字には古いもの、という意味があります。「発陳」とは、古いものを外に発散させましょう、という考え方です。
「
立冬の養生」でお伝えした、「閉蔵(へいぞう)」と呼ばれる冬の3カ月でため込んだエネルギーを外で発散するべく、積極的に外出してのびやかに過ごしましょう。
緑が多い公園や、水の音が聞こえる川辺や海辺などのウォーキングもおすすめです。
ため込んだエネルギーを発散できず、春の陽気を取り込まないまま夏を迎えてしまうと、暑いはずの夏にからだが冷えてしまい、体調を崩してしまうこともあるので注意が必要です。
また、季節の養生「
春の薬膳」や「
立春の養生」でお伝えしたように、春は五臓の「肝」が働きすぎてしまう季節です。
「肝」が働きすぎて疲れてしまうと、「気」、つまりエネルギーの流れが滞ってしまい、イライラや不安、憂鬱などの精神的な症状が出てしまうと考えられています。
そんな「肝」を元気にするのが五味の「酸」、つまりは酸っぱい食材です。
レモンやみかんなどの柑橘類や、酢、ヨーグルト、梅干し、いちごなどがあげられます。
ご自身にあった方法でこまめに摂取するようにしましょう。ドライフルーツなどをおやつ替わりに食べるのも良いですね。
また、「
立春の養生」でお話したように、香りの養生もおすすめです。
ルームフレグランスやハンドクリーム、オイルなどを活用し、気持ちを落ち着かせましょう。
「五月病」は頑張りすぎてしまう真面目な方に多いと言われています。
ストレスをため込みすぎず、適度に発散し、楽しい気持ちで春を過ごしてくださいね。
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