こんにちは。
まちの保健室です。
今週は、女性のお悩みに役立つ漢方薬ついて、2回に分けてご紹介します。
今回のテーマは、「更年期障害」です。
閉経前後の約10年間を「更年期」といいます。
この時期は、女性ホルモンの分泌量の減少や、それに伴う自律神経の働きの乱れによってさまざまな不調があらわれます。
これらの症状を総称して「更年期障害」と呼びます。
今回は、更年期障害の主な症状である
①ホットフラッシュ
②イライラや不安
③冷え
に焦点を当てて漢方薬をご紹介していきます。
まず、ホットフラッシュ(のぼせやほてり)が気になる方におすすめの漢方薬を2つご紹介します。
「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」は、首から上はほてりや発汗がある一方で、下半身は冷えやすいという方に用いられます。
にきびやシミなどの皮膚のお悩みがある方にもおすすめです。
そして、ホットフラッシュに加えて、乾燥が気になる方には「温清飲(うんせいいん)」がおすすめです。
「温清飲」は炎症や熱を抑える処方と、潤いを補う処方を組み合わせた漢方薬で、皮膚の色つやが悪い方に適しています。
次に、イライラや不安などの精神的な症状が気になる方におすすめの漢方薬を2つご紹介します。
「加味逍遙散(かみしょうようさん)」は、イライラや不安などによる睡眠トラブルや、冷えとのぼせが同時にある方に用いられます。
「逍遥」には、歩きまわる・散歩をするという意味があり、「加味逍遙散」も移り変わる色々な症状に効果があると言われています。
そして、精神的な症状の中でも不安感が強い方におすすめなのが、「柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)」です。
ささいなことが気になりやすい方におすすめの漢方薬で、精神的に不安定な方によく用いられています。
最後に、全身の冷えが気になる方におすすめの漢方薬を3つご紹介します。
「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」は、「血(けつ)」を補い、巡りを整えることで、からだを温める漢方薬です。貧血傾向やめまい、むくみがある方にも用いられます。
次に、冷えがありつつ、首から上に熱を持っている方におすすめなのが、「柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)」です。
動悸や息切れ、イライラなどの精神的な症状がある方に用いられることの多い漢方薬で、これらによる睡眠トラブルがある方にもおすすめです。
そして、冷えと皮膚の乾燥が気になる方には、「四物湯(しもつとう)」がおすすめです。
先ほどご紹介した「温清飲」から熱を抑える処方を除いたもので、多くの漢方薬の基本ともなっている漢方薬です。
「血」を補う処方のため、冷えを改善したいという方におすすめです。
今回ご紹介した症状や漢方薬は、どれも更年期障害の代表的なものとなっています。しかし、更年期障害は個人差があり、今回の症状に当てはまらない方も多くいらっしゃいます。そのため、漢方薬の選択には体質や症状の程度に応じた判断が重要です。
まちの保健室では、「
漢方体質チェック」にあるように、無料でご自身の体質を確認していただけます。
更年期障害かもしれない…と感じている方や、漢方薬を飲むほどではないけれど、体質が気になる…という方はぜひご自身の体質をチェックしてみませんか。
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続けやすくなった今こそ、毎日の体調管理や体質改善を始めるチャンスです。ぜひこの機会にご相談ください。
まちの保健室では、毎日予約不要・無料で健康相談を承っています。
漢方薬はもちろん、睡眠や女性のお悩み、お肌についてなど、気になることがあればお気軽にまちの保健室にお越しくださいね。
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