仙台ロフト

【仙台ロフト】MUJIBOOKS|今月のずっといい言葉

b

MUJI BOOKS

2026/04/25

こんにちは、BOOKS担当です。

仙台ロフトMUJIBOOKS店内で毎日お伝えしている、
「今日のずっといい言葉」から、特に印象的だった言葉を月替わりでお届けします。

--------------

 『井伏鱒二 ベスト・エッセイ』
著者:井伏鱒二 編者:野崎歓
出版:ちくま書房


「リスの巣も面白いが、僕はホオジロなんかの小鳥の巣が好きだ。あれを見ると衝動的に何か、ふんわりした気持になることあるからね。」
(127頁より 一部抜粋)


『山椒魚』『黒い雨』『荻窪風土記』など、独自のユーモアと哀感ただよう多くの作品で知られる日本文学界の巨星・井伏鱒二。

そんな彼の日本語を読む歓びに、のびのびと浸る随筆選です。


本書に収録されている「小鳥の巣」という随筆では、井伏が甲州に疎開していた時節に、川辺で出会った少年と老人と言葉を交わします。

川のせせらぎが聞こえ、人々の表情が鮮明に浮かぶ場面。そんな中でひときわ際立つ井伏のセリフは、どこかおかしみと品があり、とても素敵です。


本書を読んでいると、色んな場所で色んな人々と、いつのまにか会話が始まっています。

そして、初対面の人や、旧友や、ちょっぴりいじわるな人とも、井伏は何てことない調子で会話を楽しみます。

そういった彼の人柄や人間性も、本書の味わい深い点であると、しみじみ思います。


ゆったりとした読書の時間を作るのには、最適の一冊です。

是非お手に取ってご覧くださいませ。


仙台ロフト MUJIBOOKS担当

--------------

・「今日のずっといい言葉」は、MUJIBOOKSで販売してる書籍から、MUJIBOOKSスタッフがピックアップしています。

・ご紹介の書籍は、仙台ロフトMUJIBOOKSでお取り扱いしています。


MUJIBOOKSはこちら
無印良品仙台ロフト

 

← 前の記事へ

次の記事へ→

← 前の記事へ

次の記事へ→