木に実る栗

この秋挑戦したい
「栗」の手しごと

秋の味覚の代表格である「栗」。
日本では古くから栗が栽培されており、縄文時代の遺跡からも栗が発見されているとか。
現在も日本全国の温暖な地域で栽培されていますが、「諸国良品」では4つの産地から栗をお届けしています。

栗の栽培面積が日本一の茨城県笠間産、栗の産地として全国に知られる信州・小布施産、
栽培の歴史が最も古いといわれる兵庫県丹波産、そして四万十川の流域で栽培された高知県産の栗。

産地での食べ比べも、この時期ならではの楽しみです。

イガ付きの栗

上品な甘さでほくほくとした食感が魅力の栗は、栄養価が高く、イモ類よりも多くのエネルギーがとれる食材だといわれています。その他ビタミン類やカリウム、ポリフェノールの一種であるタンニンといった栄養素もたっぷり。8月末頃から収穫が始まり、9月~10月頃に最盛期を迎えます。
そんな旬の食材、栗を取り寄せて秋の食卓を盛り上げませんか?生栗の処理は大変なイメージがあるかもしれませんが、コツをつかめば意外と簡単。手間をかけた分、感じるおいしさはひとしおです。

この秋、栗の手しごとに挑戦してみませんか。

取り扱い商品

栗の保存と下処理のコツ

下処理中の栗

栗の保存について

生栗は乾燥しやすく、そのまま置いておくと風味が落ちてしまうため、なるべく早めに加工することをおすすめします。また、密封すると湿気を多く出します。到着後すぐに調理できない場合は、ビニール袋から一旦取り出し、湿度調整のため多めの新聞紙で包み、そのままビニール袋に入れ冷蔵庫野菜室などで保存してください。

湯がかれている栗

栗の下処理について

生栗を調理する場合、「鬼皮」と呼ばれる外側の硬い皮や、「渋皮」という内側にある繊維状のうすい皮をむく下処理が必要です。生栗を湯がいてから作業することで、鬼皮が柔らかくなりむきやすくなります。

  1. 沸騰したお湯で2~3分生栗を湯がく。
  2. 栗の底部分を切り落とし、底部から頂部に向かって鬼皮をむく。
  3. 2の渋皮を野菜の皮をむく要領でむく。むいた後は空気に放置せず水に浸す。
  4. 3の栗をアク抜きのため2~3分固ゆでする。
下処理中の栗
湯がかれている栗

栗の保存について

生栗は乾燥しやすく、そのまま置いておくと風味が落ちてしまうため、なるべく早めに加工することをおすすめします。また、密封すると湿気を多く出します。到着後すぐに調理できない場合は、ビニール袋から一旦取り出し、湿度調整のため多めの新聞紙で包み、そのままビニール袋に入れ冷蔵庫野菜室などで保存してください。

栗の下処理について

生栗を調理する場合、「鬼皮」と呼ばれる外側の硬い皮や、「渋皮」という内側にある繊維状のうすい皮をむく下処理が必要です。生栗を湯がいてから作業することで、鬼皮が柔らかくなりむきやすくなります。

  1. 沸騰したお湯で2~3分生栗を湯がく。
  2. 栗の底部分を切り落とし、底部から頂部に向かって鬼皮をむく。
  3. 2の渋皮を野菜の皮をむく要領でむく。むいた後は空気に放置せず水に浸す。
  4. 3の栗をアク抜きのため2~3分固ゆでする。

料理にもお菓子にも
使えて便利
「栗の甘露煮」のレシピ

栗の甘露煮

ゆで栗に焼き栗、栗ごはん、栗きんとん、栗ペースト…など、さまざまな楽しみ方がある栗ですが、「栗の甘露煮」をつくっておけば、後から料理にもお菓子づくりにも使えてとても便利です。

少し手間はかかりますが、一度コツをつかむと楽しみながらできる「栗の手しごと」。
秋のおやつに是非お試しください。

材料

約500g
砂糖
約350g(お好みで調整)

つくり方

  1. 生栗の鬼皮と渋皮をむき、アク抜きする。(上記参照
  2. 3カップの水(栗が煮汁から出ないように水の量を要調節)に分量の砂糖を煮溶かし、1の栗を水気を取って加え、紙蓋をして中火で20~30分煮る。
  3. 火を消して、そのまま冷まし味を含ませる。

ポイント

  • ※栗が変色してしまうため、栗が煮汁から出ないようにしましょう。
  • ※栗の仕上がりの硬さや煮崩れを防ぐために、火加減と時間に注意しましょう。

「栗の甘露煮」の活用法

そのまま食べるのはもちろん、アイスクリームに添えたり、あんこと一緒に食べたりすることで、簡単栗スイーツのでき上がり。
また、パウンドケーキや栗きんとん、栗ごはんなどをつくる際にも活用できます。