約20Lの小さな鍋を使用して、直火炊きの手づくりの調理方法で製造しています。直火炊きにすることで鍋の中でタレが循環して満遍なく味付けすることができます。煮崩れがしにくく、味がしっかりと染み込みます。
タレが循環することで素材の灰汁が鍋表面に現れ、その灰汁をすくうことで雑味の無いスッキリした甘みの食品になります。昔ながらのつくり方で、ていねいに炊き上げていきます。
味付け終了後、鍋に入ったまま粗熱を取った後に専用冷蔵庫で一晩寝かせることで食品がタレを吸い込み、より深い味わいの食品に仕上がります。
一晩寝かせた後に鍋から中身を取り出し、一つ一つ丁寧に袋詰めを行います。袋詰め後、真空包装をして加熱殺菌を行い、常温で約3ヶ月日持する食品ができ上がります。
その他、春は洞爺湖で獲れたわかさぎが抱卵するので、そのわかさぎを使用して、甘露煮を。秋は昆布の新物が上がる季節になるので、日高産の根昆布を使用した佃煮を製造しています。
冬は年末が入るので、おせち用の昆布巻・棒鱈・にしん甘露煮など、季節ごとに好まれる素材が変わる為、その時々に合わせた原料を使用して製造しています。