~函館のこだわりを食卓へ~

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諸国良品

2020/07/17

函館市の東に位置する釜谷町。津軽海峡を望む高台に工場があり、晴れた日には津軽海峡越しに青森県がはっきりと見れます。その場所に2018年に新工場を建設、にしんの甘露煮や昆布巻などを製造しています。また使用する素材にもこだわり、ホタテであれば噴火湾産、昆布の佃煮は日高産、わかさぎは洞爺湖産等、北海道産でも更に地域を絞った素材を厳選し、砂糖・醤油・本みりんのみで味付けした伝統の味を丁寧につくり続けています。
 

約20Lの小さな鍋を使用して、直火炊きの手づくりの調理方法で製造しています。直火炊きにすることで鍋の中でタレが循環して満遍なく味付けすることができます。煮崩れがしにくく、味がしっかりと染み込みます。

タレが循環することで素材の灰汁が鍋表面に現れ、その灰汁をすくうことで雑味の無いスッキリした甘みの食品になります。昔ながらのつくり方で、ていねいに炊き上げていきます。

 

味付け終了後、鍋に入ったまま粗熱を取った後に専用冷蔵庫で一晩寝かせることで食品がタレを吸い込み、より深い味わいの食品に仕上がります。

一晩寝かせた後に鍋から中身を取り出し、一つ一つ丁寧に袋詰めを行います。袋詰め後、真空包装をして加熱殺菌を行い、常温で約3ヶ月日持する食品ができ上がります。

 

その他、春は洞爺湖で獲れたわかさぎが抱卵するので、そのわかさぎを使用して、甘露煮を。秋は昆布の新物が上がる季節になるので、日高産の根昆布を使用した佃煮を製造しています。

冬は年末が入るので、おせち用の昆布巻・棒鱈・にしん甘露煮など、季節ごとに好まれる素材が変わる為、その時々に合わせた原料を使用して製造しています。

生産者紹介

  • 有限会社タカハシ食品

    生産者名 有限会社タカハシ食品 詳細

    1985年創業当時から化学調味料と合成着色料を使用せず、良い原料を使用すれば調味料でごまかさなくても美味しいものがつくれると考え、砂糖、醤油、本みりんのみの味付けで佃煮を製造しています。業務用にしては小さな鍋で、直火でコトコト時間をかけて炊き上げる昔ながらの調理方法で、伝統の味を丁寧につくり続けています。大量生産には向かない製法ですが、手間を惜しまず、安全・安心・美味しいを心がけて常に製造しています。

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