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脚付マットレス
ポケットコイルを採用した脚付のマットレス。一つ一つのコイルが独立しているため、体の動きに合わせてしなやかにフィット。振動が伝わりにくく、包み込まれるような寝心地を実現しています。マットレスは圧縮仕様、フレームは組立式のスチール構造で、搬入しやすさと安定感を両立。脚の高さは3種類から選択可能で、部屋の印象やベッド下の使い方をアレンジできます。
暮らしを紐解いて生まれた発想
——1991年に誕生した『脚付マットレス』ですが、開発にはどんな背景があったのでしょうか。
「「発売当時の日本では、ベッドが今ほど主流ではなく、布団で眠る方も多かった時代でした。実際に調査をすると“ベッドの上に布団を敷いて使っている”という方も少なくなかった。そうした暮らし方を踏まえ、いわゆるベッドの枠がなくても、マットレスとしてきちんと機能すれば良いのではないかという発想から生まれました。固定観念にとらわれず、日本の住環境や習慣に合う形を探った結果でした。床に直置きすると通気性の面で課題があるため、最低限の空間をつくる脚をつける。構造としてはとてもシンプルですが、寝心地については妥協しない。専門家の知見も取り入れながら、理想のデザインを追求していきました」(商品企画担当)
——『ベッド』ではなく、『脚付マットレス』という商品名にも理由があったのでしょうか。
「用途を限定しないよう、あえてベッドという言葉は使いませんでした。寝るためのものではあるけれど、それだけに縛られなくていい。どう使うかは、使う人に委ねたいという考えがあったからです。結果として、フレームが無いデザインをうまく活用し、ソファのように腰掛けたり、部屋の中央に置いたりと、使う人それぞれの暮らしに合わせた自由な使い方が自然と生まれていきました。こういった余白を残す姿勢は、『脚付マットレス』に限らず、無印良品がものづくりで大切にしていることの一つでもあります」(商品企画担当)
木からスチールへ。変わらないために、変えてきたこと
——長く続いている商品ですが、これまでにどんなアップデートを重ねてきたのでしょうか。
「一見、発売当初から大きく変わっていないように見えるかもしれませんが、実は少しずつ改良を重ねてきました。その中でも大きな転換点のひとつが、2014年にフレームを木製からスチール製へ変更したこと。買い替えの頻度が少ないものだからこそ、本体そのものの耐久性を重視しての改良でした。見えない部分ではありますが、ながく安心して使えるかという点を改めて見直しました」(商品企画担当)
——寝心地や構造面でも、変化はあったのでしょうか。
「現在マットレスに関しては、ポケットコイルを採用しています。一つひとつのコイルが独立して体を支えるため、寝返りを打ったときにも振動が伝わりにくく、包み込まれるような寝心地を感じる方が多いです」(商品企画担当)
——マットレスは、購入時ロール状に圧縮されていますね。
「実はベッドは、マットレスが搬入経路を通れないという理由で購入を見送る方が少なくありません。実際『脚付マットレス』に関しても、一定数そうしたお客様の声がありました。そこで、マットレスを圧縮仕様にし、本体のフレームも分割できる構造に変更。部屋の中で組み立てられるようになったことで、これまで搬入が難しかった住環境でも選んでいただきやすくなりました。結果として、店舗では当日の持ち帰り購入が増えたというデータもあります。フレームが分割できることで引っ越しや譲渡もしやすくなったりと、購入時だけでなく、そのあとの選択の幅も広がりました」(商品企画担当)
——脚が簡単に付け替えられ、高さも3パターンから選べるのが特長的ですね。
「発売当初は12cmのみでしたが、2005年に20cm、さらに26cmを追加しました。ベッド下を収納として使いたい、掃除をしやすくしたい、といった声が増えてきたことがきっかけです。脚を付け替えるだけで暮らし方に合わせられるので、引っ越しや家族構成の変化があっても、買い替えずに使い続けられます」(商品企画担当)
「マットレス」だからこその、自由な使い方
―― あらためて、『脚付マットレス』ならではの魅力とは?
「“正面を持たない”ことだと思います。一般的なベッドのようにヘッドボードがないため、どの向きからでも使えますし、置き方も自由。部屋の間取りや家具の配置に縛られず、その時々の暮らしに合わせてレイアウトを変えられるのは、『脚付マットレス』ならではですね。スモールサイズを2台並べてクイーンサイズのように使ったり、壁に寄せてソファのように腰掛けたり。コンパクトなワンルームでは、寝る・座る・くつろぐなど暮らしの一連を、一台でまかなうといった使い方も叶います」(商品開発担当)
―― そうした自由度の高さが、多くの人にながく選ばれ続けている理由なんですね。
「寝心地や耐久性といった、マットレスとしての本質的な性能はきちんと満たす。そのうえで、あとは使う人に委ねる。その余白があるからこそ、時代や住環境が変わっても、幅広い世代の方に使い続けていただけているのだと思います」(商品企画担当)
必要な機能はきちんと備えながら、それ以上のことは決めすぎない。『脚付マットレス』が30年以上にわたって支持されてきた背景には、そんな姿勢があります。
変わらないように見えて、暮らしの変化には静かに寄り添ってきたこと。そして、完成形を押しつけるのではなく、使う人の工夫によって“完成していく余白”を残してきたこと。『脚付マットレス』は、暮らしの中心で主張する家具ではありません。けれど、気づけば生活のリズムに溶け込み、ながく手放せない存在になっている。そのさりげなさこそが、ロングセラーのひみつなのかもしれません。
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