アレンジレシピ
この形、だからおいしい。コンキリエのごちそうサラダ|長谷川あかりさんの「はじめての食材、はじめてのレシピ」

2025/09/20

長谷川あかりさん
はせがわ・あかり/料理家、管理栄養士。俳優、タレントとして活動後、大学で管理栄養士の資格を取得。SNSで発信するレシピが話題となり、現在は雑誌やWEB、テレビなどで数多くのレシピ提案を行う。『今夜も食べたいお疲れ様レシピ帖』(KADOKAWA)や『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)など著作多数。
爽やかな味わいともちもち食感がクセになる「コンキリエのごちそうサラダ」
ショートパスタを使った野菜たっぷりのサラダ。巻貝のような形をしたコンキリエは、ソースが絡みやすいショートパスタとして知られ、このレシピの主役です。
風味豊かなフレッシュなバジルをたっぷり入れ、ソースのベースとなるクリームチーズのまろやかさ、そしてツナやトマトの旨み、食感の良いインゲンが合わさり、爽やかで食感の楽しいサラダが完成します。
材料と作り方
【材料(3〜4人分)】

・コンキリエ 100g
・いんげん 100g
・トマト 1/2個
・バジルの葉 20~30枚
[A]
・ノンオイルツナ缶 1個(水分も使用する)
・クリームチーズ 50g
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ2/3
・酢 小さじ2
・おろしニンニク 小さじ1/4
【作り方】
① いんげんはヘタと筋をとり、端から1㎝幅に切る。トマトは角切りにする。
② ボウルに[A]と角切りにしたトマトを合わせておく。
③ フライパンにオリーブオイルとにんにくを弱火で熱し、香りがでたら、玉ねぎ、ズッキーニ、塩を加え5分炒める。

④ 熱いうちに、③を②のボウルに入れ、クリームチーズを溶かしながらよく混ぜ合わせる。

⑤ 手でバジルをちぎり、④に入れてさらに混ぜる。味をみて足りなければ塩でととのえ、冷蔵庫で冷やしてできあがり。


いろいろ試したけど、やっぱりこれ。コンキリエを選ぶ理由
「このサラダは、友人が遊びに来た時などによく作る私自身も好きなレシピ」と長谷川さん。
たっぷりの具材と華やかな見た目は、おもてなし料理としてもぴったりです。レシピのインスピレーションは海外のデリに並んでいるようなサラダを作りたいという気持ちからだったそう。
「パスタの種類も野菜の切り方もいろいろと試行錯誤。コンキリエは貝のような形でパスタのくぼみにソースがたまり、噛んだときにジュワッと広がります。野菜はスライスではなく、ゴロゴロと立体感を感じる切り方の方がコンキリエと相性がいい」

コンキリエを選ぶことが、サラダのおいしさに直結。まるっとした形も野菜との一体感も生み、食べやすい。
「トマトとクリームチーズが合わさると、生クリームなど濃厚なものを使っていなくても、パスタによくあるトマトクリームのような感じが出てきます。さっぱりだけじゃないメインディッシュにもなるサラダへと仕上げてくれているんです」
コンキリエには大きなサイズのものもあるけれど「サラダは小さいサイズの方が具材と馴染みやすくおすすめです。無印良品のコンキリエは私がいつも使っているのと同じサイズ感。まさにこのレシピにぴったりです」
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