山のプロが選ぶ、無印良品のおいしい「山ごはん」

山のプロが選ぶ、無印良品のおいしい「山ごはん」

おたより/上手な買い物のヒント

2026/09/25

澄んだ空気と雄大な自然に囲まれて食べる、山ごはんのおいしさは格別。
普段から無印良品のアイテムも活用しているという山岳ガイドの武田佐和子さんに、登山のスタイルに合わせた食事の考え方、手軽で満足度の高いアイテム選びのコツを教えてもらいました。
(取材・文/オカモトノブコ)
山岳ガイドの武田佐和子さん
お話を聞いた人:武田佐和子さん
ガイド事務所「TRACE」主宰。女性では数少ない「日本山岳ガイド協会認定 山岳ガイドステージⅠ」の資格を持ち、低山ハイキングから岩稜バリエーションまで幅広くガイディングを行う。健康運動指導士の資格も。

① いちばん手軽。行動食と組み合わせる基本のスタイル

登山に持っていく食事選びは、その行程や目的によっても変わるもの。

「一般的な日帰り登山では、ナッツやドライフルーツ、お菓子などの“行動食”に、おにぎりを加えたような手軽なスタイルが定番。簡単に食べられる、魚肉ソーセージやバナナもおすすめです」と武田さん。

「無印良品の冷凍おにぎりは、食べやすいサイズ感が山にはぴったり。特に『たんぱく質がとれるおにぎり 鶏そぼろと玉子』などは、栄養価の高さも魅力です」

無印良品のたんぱく質がとれるおにぎり 鶏そぼろと玉子

「登山当日は早朝の出発になることが多いので、自分でおにぎりを握ったり、コンビニに寄る余裕がないときにも大活躍します。電子レンジで温めて持って行けば、その日のうちはおいしく食べられますよ」

② そのままでおいしく、水を注げば楽しめるごはん

そのいっぽう、“山の上でもちゃんと、かつ手軽にごはんを楽しみたい”ときに活用できるのが防災用のレトルト食品。

「具材がゴロゴロ入ったスープは、登山中の栄養補給にも最適。『長期保存 1/3日分の野菜を使った トマトスープ』は、シェラカップ1杯分にちょうど良いボリュームです」

無印良品の長期保存 1/3日分の野菜を使った トマトスープ

また、「“お米を食べないと力が出ない”という人にもおすすめなのが、水でも戻せるアルファ米。長期縦走での常備食にも、欠かせないアイテムです」と武田さん。

「『備蓄ごはん 白米』は、山で無理なく完食できる食べきりサイズ。水で戻す場合は60分ほどかかりますが、チャックつき袋なので、ごはん前の休憩時に前もって水を加えておけば、食べごろまでそのまま持ち歩けるのが便利です」

無印良品の備蓄ごはん 白米

「備蓄ごはんにはもうひとつ、自宅から保温ポットを持参して熱湯で戻すという方法も。お湯を入れて出来上がりを待つ15分間は、肌寒いときの“湯たんぽ”がわりに活用するという裏ワザ的な使い方もできますよ。

また、フリーズドライの『食べるスープ 5種野菜のミネストローネ』などをお好みで加えれば、リゾット風にして楽しめます。袋が自立するので、バーナーがあれば温めたカレーやお好みのおかずをのせて、そのままお皿なしでも食べられるのも便利なポイントです」

③ バーナーを使って楽しむ、あったか簡単メニュー

「これからの季節、歩く距離が短めで荷物の軽量化が必要なければ、火を使ってあたたかいごはんを楽しめる“バーナークッキング”もおすすめ。

山で食べると気分も変わって、そのおいしさは格別。日帰り登山であればレトルトのカレーを温めるだけで、誰でも手軽にごちそう感いっぱいの山ごはんを楽しめます。

なかでも定番の『素材を生かしたカレー バターチキン』は、疲れた体でも安心感があってホッとする、安定のおいしさ。

『備蓄ごはん 白米』に合わせるのはもちろん、荷物の量に制約がなければ、『ナン』を組み合わせるのもいいですね」

無印良品の素材を生かしたカレー バターチキンとナン

「ナンはそのままでも食べられますが、ロースターで香ばしく焼けばおいしさがさらにアップ。お皿に残ったカレーをきれいに拭き取りながら食べられるので、洗い物ができず、ごみの量も最小限に減らしたい登山にはぴったりです」

無印良品のナン

「ただし、山での火の扱いには注意点が。まず、レトルトパウチを火にかけたまま湯せんすると、コッヘルの縁にパウチが触れて熱で溶けてしまう場合があります」

その対策として武田さんが教えてくれたのが、バーナークッキングのこんなアイデア。

「パウチを入れてお湯が沸騰したらいったん火を止め、蓋をしてしばらく置いておけばOK。余熱で中までしっかり温められて、燃料の節約にもなります。

さらにもうひとつ、バーナークッキングを楽しむ前に確認したいポイントがあるのだとか。

「最近増えている山火事の対策として、“火気厳禁”になっている山や、山小屋によってはバーナーの下に板を敷くルールが指定されているところも。事前にしっかり確認して準備しておきましょう」

④ 寒いとき、疲れたときに。非常食にもなる汁物・めん類

「気温が低い山の上や、登山の疲労がたまっているときは、ツルっとのどごしの良い麺類や、温かいスープや汁物もおすすめです」と話す武田さん。

縦走登山など長期の山行では、『食べるスープ オクラ入りねばねば野菜のスープ』『食べるスープ トマトの酸辣湯』『素材を生かした味噌汁 豚汁』といった、フリーズドライのスープを愛用しているのだそう。

「具材によっては、長期登山で不足しがちな食物繊維やたんぱく質などの栄養を補うのにもぴったり。辛い系や和テイストなどの異なる味を組み合わせて持参し、そのときの気分や体調に合わせて選んでいます。

また、手軽でおすすめなのが『ミニラーメン』。お湯を注ぐだけですぐ食べられるほか、そのままスナック感覚の行動食としても」

無印良品のミニラーメン

「山ごはんでは、環境を守るためにも“ゆで汁やスープを地面に捨てない”のが大切なマナー。その点でも、スープを無理なく飲み切れるミニサイズのラーメンは山向きのアイテムといえます」

無印良品のミニラーメン

「こうした軽量の食品は、長期の登山では万一のために必ず携帯する非常食としてもぴったり。日持ちするので、いちど準備すれば余ったぶんは次の登山で使えるのもメリットです」

武田さんのアイデアも参考にしながら、自分の登山スタイルに合わせたおいしい山ごはんを探してみては。


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