蒸篭(せいろ)蒸しで味わう、秋の食材

2026-09-08

おたより/アレンジレシピ

2026/09/08

きのこやさつまいも、かぼちゃ、鮭、さんまなど、旬を迎えた秋の食材。素材の味を存分に堪能するには、「蒸篭蒸し」がおすすめです。秋の味覚を楽しむアイデアを、フードスタイリストの石黒裕紀さんに教えてもらいました。
(調理/石黒裕紀 取材・文/草野舞友 写真/青木和義)

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食材本来のおいしさが楽しめる、蒸篭(せいろ)料理の魅力

無印良品『竹材 蒸篭(せいろ)本体 深型 大』
サイズは大・小の2種類。写真は大

蒸篭(せいろ)」を使った蒸し料理は、蒸気で蒸すことで食材がふっくらおいしく仕上がるのが魅力。油も不要で、素材本来の味が存分に楽しめます。食材を蒸篭に詰め、湯を張った鍋にのせれば、あとはほったらかしでOK。主菜と副菜など、複数のメニューを同時に調理することもできるので、忙しい日のごはんづくりにも活躍します。そのまま食卓に出せるので、盛り付けの手間やコツも不要。洗い物が少なくて済むのもうれしいポイントです。

「お手入れが面倒そう」というイメージがある人も多いと思いますが、使用後はぬるま湯で汚れを落とすか、汚れが少なければ湿らせた布で拭くだけ。大切なのは「風通しの良いところでしっかり乾燥させる」こと。これさえ守れば、長く愛用できます。

無印良品の蒸篭は、茶碗蒸しなども入る深型で、蓋と本体は別売り。二段重ねで使用することもできます。また、竹材でつくっているので、通気性にすぐれているのも特長です。『蒸篭(せいろ)用のクッキングシート』や『蒸篭(せいろ)用シリコーンシート』、『アルミ 蒸篭(せいろ)用 受け台』などと合わせると、蒸篭料理をより手軽に楽しめます。

ふっくら豚肉と野菜の旨み「秋野菜と塩豚の蒸篭蒸し」

無印良品の『蒸篭』を使った、ふっくら豚肉と野菜の旨み「秋野菜と塩豚の蒸篭蒸し」

材料(つくりやすい分量・約2人分)
豚肩ロースブロック…300~400g
塩…3~4g(肉の1%)
さつまいも…1/2本
カリフラワー…1/3個
エリンギ…1本
いんげん…8本

[ごまみそタレ]
 みそ…大さじ1
 砂糖…大さじ1/2
 白ごま…小さじ1
 ごま油…小さじ1/2
 水…小さじ2

[酢コチュジャンタレ]
 コチュジャン、酢…各大さじ1
 砂糖…小さじ1
 おろししょうが…小さじ1/2

つくり方
1. 豚肉に塩をまんべんなくまぶしてラップで包み、ビニール袋などに入れて冷蔵庫で1晩~3日漬ける。
2. 野菜は食べやすく切る。豚肉は蒸す30分前に冷蔵庫から出しておき、常温に戻しておく。
3. 鍋にたっぷりの湯を沸かす。蒸篭にクッキングシート(穴あき)を敷き、豚肉とさつまいもを入れて、蓋をして中火で20~30分蒸し、残りの野菜を加えてさらに10分蒸す。

無印良品の『蒸篭』を使った、ふっくら豚肉と野菜の旨み「秋野菜と塩豚の蒸篭蒸し」

4. 竹串で豚肉の真ん中を刺してみて、肉汁が透明なら、火を止めてそのまま10分休ませてから切る(すぐに切ると肉汁が逃げるため)。肉汁がまだピンクの場合は、追加で蒸す。混ぜ合わせたタレを添える。

フードスタイリスト 石黒さん
「野菜を蒸すと旨みが凝縮され、ほくほく感と甘みが増します。好みの野菜やきのこでつくってみてください。野菜だけ蒸して、つくり置きとして保存しておくのもおすすめです。豚肉は、塩糀を使ってもやわらかく仕上がります。鶏もも肉や鶏むね肉、手羽元などでもおいしいですよ」

蒸篭ひとつでつくる「秋鮭のイタリアンプレート」

無印良品の『蒸篭』を使った、蒸篭ひとつでつくる「秋鮭のイタリアンプレート」

材料(1人分)
[鮭とキノコのオイル蒸し]

生鮭(塩、こしょう各少々を振る)…1切れ
マッシュルーム(4~5等分の薄切り)…2個
しめじ(小房に分ける)…30g
ミニトマト(ヘタを取る)…4個
玉ねぎ(薄切り)…1/8個(25g)
ピザ用チーズ…20g
塩…少々        
オリーブ油…小さじ1
あえるだけのパスタソース 手摘みバジル』…適量

[かぼちゃとベーコンのホットサラダ]
かぼちゃ(5㎜厚さのくし切り)…2切れ
ベーコンスライス(1㎝幅に切る)…1枚
塩、粗びき黒こしょう…各少々
オリーブ油、バルサミコ酢…各小さじ1/2

[パン]
ローズマリーのフォカッチャ』(冷凍のまま)…1個

つくり方
1. クッキングシートに玉ねぎを敷き、鮭をのせる。きのこ、ミニトマトをのせて全体に塩少々を振り、チーズをのせる。クッキングシートのふちをつまんでねじる。
2. 耐熱容器にかぼちゃ、ベーコンを入れて、塩、こしょうをふりオリーブ油を回しかける。
3. 鍋にたっぷりの湯をわかす。蒸篭に①と②『ローズマリーのフォカッチャ』を入れて、蓋をして中火で10分蒸す。

無印良品の『蒸篭』を使った、蒸篭ひとつでつくる「秋鮭のイタリアンプレート」

4. 蒸し上がったら、鮭に 『あえるだけのパスタソース 手摘みバジル』 をかけ、かぼちゃにバルサミコ酢を加えて全体を混ぜる。

フードスタイリスト 石黒さん
「同時調理ができるのも、蒸篭の良いところ。1人分のごはんが、材料を入れるだけでつくれます。二段にして蒸せば、2人分が一度に完成。今回は冷凍パンを使用しましたが、もちろん普通のパンでもOK。ふかふかに仕上がっておすすめです」

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