無印良品の活動
プラスチック収納は捨てずに、資源に戻し、次の製品へ循環を

2024/08/02
どのようなものを、なんのために回収しているのか。そして、どのように再生しているのか。詳しく紹介します。
最も生産量の多い素材を、回収の対象に
2023年の2月よりはじまった、無印良品のプラスチック収納回収。その対象としているのは、おもにポリプロピレンやポリエチレンが使われている収納アイテムです。

これらは無印良品のプラスチック製品の中でも、最も生産量の多い素材。
限りある資源を大切に使い、循環させていきたいという想いから、ポリプロピレンやポリエチレンが使われている収納アイテムのリサイクルに力を入れていきたいと考えています。

地域のコミュニティセンターを目指して
無印良品では、これまでにも服や化粧水のPETボトルをはじめ、不要になった一部商品やその容器をお店で回収する、リユース・リサイクル活動を行ってきました。
それが、衣装ケースや収納ボックスなどを対象とした、大きなプラスチック収納も含めた回収を始めるようになった背景には、“地域の中”における資源循環への想いがあります。

全国各地にあるそれぞれのお店で購入されたものを、その土地の資源と捉え、回収を切り口に資源の循環を、それぞれの地域で行っていけたら。そのような考えのもと、お店を地域のコミュニティセンターのように利用してもらえることを目指して、よりサイズの大きなものも回収できるようにしたい、という想いが強まっていきました。

なかには、まだ使えると思えるような、きれいな状態で回収される収納ケースも。基準をクリアしたものについては中古品として、再び販売する取り組みも行いながら、選定を行っています。
この商品が、あの商品に生まれ変わります
実際にプラスチック収納の回収を進めてみたところ、引っ越しや模様替えによってサイズが合わなくなったり、長年にわたり使い続けたりしたことで、割れや黄変が起こっていたものが多く集まりました。


回収されたプラスチック収納は粉砕・洗浄したのち、一度原料の状態へ戻したうえで、あらたな無印良品の商品に生まれ変わります。

ここからは、どのような過程でプラスチックが再び素材の状態へ戻されているのか、工場における再生化の一例を紹介。




プラスチック収納回収の対象商品とお店
回収の対象となるのは、無印良品で販売している、ポリプロピレン・ポリエチレン収納。都心にある駅構内のお店などの一部を除く、すべてのお店にて、無料で行っています(回収店舗の詳細はこちら)。
家庭で処分をすると手数料のかかることが多い、衣装ケースなど大型収納をはじめ、ファイルボックスやポリエチレンケースなどが対象。

回収に参加された方には、一日1回まで、10ポイントを付与しています。服、ペットボトル、そして、プラスチック収納や羽毛ふとん、体にフィットするソファ。
無印良品では、自宅から資源になるものを回収する取り組みを広げていくことで、ゆくゆくはすべての商品を循環させていけるよう、目指していきたいと考えています。
捨てるのではなく、再び使うためのサイクルにのせる。その重なりによって、不要なものを無駄にしない未来へとつなげていけたら、と願っています。



