スタッフのいえ
好きなものを、ずっとみていられる部屋

2025/07/25
今回は、スタッキング シェルフ と ゆったり座れる アームレスソファ を置いたリビングをはじめ、「好きなものを、ずっとみていられる」住まいづくりが印象に残る、篠原さんを訪ねました。
戸建て/四人暮らし
文・内海 織加/写真・幸喜ひかり

篠原さん
無印良品のSNS、オウンドメディアなど、デジタル コミュニケーション 領域に携わる。
奥さま、ふたりの娘さんとの、四人暮らし。
好きを並べる、彩を飾る。スタッキング シェルフ

2024年の夏に引っ越したという篠原家の新居は、三階建の一軒家。
仕事以外のほとんどを過ごすという、二階のLDKに上がると、さまざまな色彩が勢いよく、目に飛び込んできた。
「雑貨が好きで、20年以上前から集めています。
それで、この家に引っ越すときに、今まで溢れかえっていたお気に入りを飾りたいと思い、スタッキング シェルフ を買いました」

飾りたい雑貨やアートピースに個性があるからこそ、棚や家具はできるだけ、穏やかな佇まいのものにしたという。
「今回、引っ越しをきっかけにインテリアを一新したものの、並べたい雑貨を基準として考えたときに、ハマる家具って意外と難しいなと思ったんです。
そして、考えた末に辿り着いたのが、無印良品の スタッキング シェルフ でした」

棚の上や壁に、いろいろな色やかたちのものが表に出ていても、不思議と空間に窮屈な印象がなかった。
それは、無印良品の時計やラグ、フロアに置かれた 体にフィットするソファ など、ところどころに入っている「白」の巧妙。

「雑貨が派手なので、面積が大きくなるファブリックやブラインドなどは、できるだけ主張がないものにしたくて。
結果的に、無印良品のものが、“引き算”の役割を果たしてくれています」

しつらえは低く、視野を広く。木製 キャビネット

キッチン側に視線を移すと、リビングとは対照的にものも色も少なめで、見通しの良い印象があった。
それは、低めの木製キャビネットを置いて、あえて壁に空間を持たせているから。
「キッチンの収納には、腰の高さの木製キャビネットを選びました。
理由は、リビングのソファに座ったときに、奥の棚がシステムキッチンより高い位置に見えると、圧迫感が出てしまうから」

「キッチンの窓から差し込む光を遮りたくなかったのも、理由のひとつでした。リビングも含めて、棚類は同じくらいの高さで揃えるようにしたんです」


すぐ手に取りたい、は出しておく。丸型 保存容器

キッチンに置かれているものへ注目すると、耐熱ガラスでできた円柱状の保存容器が、いくつも並んでいることに気がついた。
「毎日使う調味料やコーヒーなどは、高い頻度で中身を補充するので、蓋の開け閉めが簡単な、この保存容器が使いやすくて気に入っています」

「計量カップやおたまなどの調理器具も、頻繁に使うものはあえてしまわず、すぐ手に取れるように出しっぱなし。使うときも片づけも、そのほうが楽ですから」




ふと、キッチンの傍らにあるダストボックスの隣に、ぴったりと収まっていた カーペットクリーナー が目に留まった。
「カーペットクリーナーは、お手洗いの掃除をするときによく使っています。必ず通る位置に出しておけば、サッと手に取って行動に移せるのがいいなと思って。
下の階にある洗面所にも同じ理由で、表に出して置いています」



すぐ手に取りたいものは、無印良品のもので存在感を消しつつ、出しっぱなしに。
これが、視覚的なストレスを軽減しながら、使いやすさも叶える秘訣かもしれない。

気がつけば、ずっと側に。ながく使ってきたもの

篠原さんに話を聞いていると、長年愛用している無印良品の製品が多いこともわかった。
中でも、磁器でできた キッチンツール スタンド は、その代表格。
「キッチンツール スタンド は、この家に引っ越す前から愛用しています。高さといい安定感といい、ちょうど良くて。
小さいサイズのものも気に入っていたのですが、終売になってしまって、ちょっと寂しいですね」

最もながく使っている無印良品のものを尋ねると、「20年以上、使っているものがありますよ」と篠原さん。
それは、リビングでCDを収納し、仕事部屋にも置かれていた MDFの収納ボックス。こっくりと光沢感のある飴色に変化して、積み重ねてきた年月を感じずにはいられない。


「これまで、いろいろなスタイルの家具を使う中で、意図せず残っていたのが、無印良品のアイテムでした。
カトラリースタンドもカーペットクリーナーも、カトラリーや汁物のお碗も、意識していたわけではなく、結果的に使い続けてきたものばかり。使い勝手も良いですし、壊れることもなかったので、特に買い替える必要もなかったんです」


篠原さんがながく使っているものには、ハンガーやピンチなど、日用雑貨も多い。
「ものによっては、無印良品でいい、というものもあると思います。
これまで、安すぎるものに後悔するような経験もたくさんしていますから、手頃な値段でも、ながく使えるものを選びたいと思うと、無印良品がちょうど良いんです」


そして、篠原さんはこうも続ける。
「毎日使う調理器具などは、数年に渡って使い続けていると、多少使い心地が変化することもありますよね。でも、無印良品なら同じものに買い替えられるので、安心感とともに、遠慮なく使うことができる。そういうところが好きなんです。
私の趣味を知る人は私のことを『MUJIっぽくない』なんて言うのですが、意外と長いあいだ愛用しているものは、無印良品が多いんですよ」





