日田
【日田】『くらしの備え。いつものもしも。』~熊本地震から10年の今①~
2026/04/14
みなさま、こんにちは。無印良品 日田です。
2016年4月14日、21時26分。
震度7の前震、そして4月16日に起きた同じく震度7の本震。夜中の強い揺れに足がふるえ、身体がすくんだのを今も憶えています。
あの熊本地震から、今年で10年が経ちました。
熊本地震のことをあらためて紐解いていきますと、震度7の地震が同一地域で連続して発生するのは震度7が設定された1949年以降初めてのこと。また一連の地震において、前震以降の半年間に、震度5以上の揺れを12回観測(これは前震後の4月中の出来事でもあるのです)、4,000回を超える震度1以上の有震地震が発生。
また、4月14日の前震以降の避難生活者は熊本県内だけで18万人以上にのぼり、大分県内でも1万人以上の避難生活者が発生しました。実に20万人ちかくの人たちが、避難生活を余儀なくされたのです。
こうして数値として捉えてみると、熊本地震の深刻さがよくわかると思います。
このことから言えるのは、
『いつ、もしものことが自分の身に降りかかるかわからない』
ということ。
決して脅すつもりはありませんが、
明日にも、いいえ、今すぐにでも、
わたしたちは
『20万人の避難生活者のひとり』
になる可能性があるのです。
さて……いつもより前置きが長くなりました。
今回は少し、趣向をこらしてみようと思います。たのしみながら、防災を行っていただく。それがわたしたちの願いですから。
と、いうわけでさっそくクイズです!
—————————
▶Q1.地震の揺れを表す単位の「震度」。これは震度1から最大いくつでしょう?
▶Q2.インフラと呼ばれる、電力・ガス・上水道・下水道。もし「東京」で震度7の地震(首都直下地震)が起きてこれらが止まったとき、それぞれの復旧日数はだいたいどれくらいでしょうか?
▶Q3.仮設トイレが被災地の避難所に行き渡るまでに要した日数。早くて何日でしょう?
—————————
…
……
………
さて、どうでしょう? 答えられましたか?
では答え合わせをしていきましょう。
—————————
▶A1.震度は震度1~7まで。
つまり、熊本地震ではこの最大震度7という状態で、前震と本震の2回、揺れたのです。
このほか、
・兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
・新潟県中越地震
・東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
・北海道胆振東部地震
・能登半島地震
で震度7を計測しています。このことからも、熊本地震の異常さが窺えると思います。
—————————
▶A2.インフラの復旧日数はそれぞれによって異なります。
まず電力は約4日。
上水道は約17日。
下水道は約21日。
そしてガスはなんと約42日(6週間)。
(※すべておおむねの日数です)
そして、気をつけねばならないのは、この復旧予測日数は東京やその周辺で起こる『首都直下地震』の場合。都心部でさえこれだけの日数がかかるのですから、そうでなければ復旧までさらに日数がかかる可能性は大きそうですね。
—————————
▶A3.仮設トイレが避難所に行き渡ったのは最短で約3日というデータがあります。
しかし一方で【66%の自治体において仮設トイレの設置に4日以上を要し、最長で65日(2か月以上)を要した自治体もあった】というデータもあるのです。また、発災してから6時間以内にトイレに行きたくなる人が約7割。つまり「使えないけれど、トイレに行きたくなる」そのタイムリミットが6時間、とも言えそうです。
—————————
もし今後、10年前の熊本地震、あるいは西日本豪雨災害のような災害に遭ったとき、わたしたちは心のどこかで「被災したなら、避難所に行けばなんとかなる」と思っているところがないでしょうか?
避難所に行けば、救援物資や電気や水道、トイレもある。自宅より安全で快適に過ごせそうだし、わざわざ備えなくてもなんとかなるんじゃないか。
確かに、いのちを守るため、そのための避難所ではあります。しかし、知っておかねばならないのは【避難所生活は最終手段である】ということ。
避難所とは、おおむね学校の体育館であったりしますよね。そこは完全に仕切られた個室ではありませんから、プライバシーはほとんどなく、においや騒音などの精神的ストレスがかかります。また、大勢の人がすごす場所ですから感染症のリスクも高まります。
眠るときにちょっと寒いな、と思っても、その施設には毛布がないかもしれません。あっても他の避難生活者に貸し出されていて、借りることがままならないかもしれません。トイレや水道も、設備としては備わっていても、上下水道に損傷があれば使用できないかもしれません。そしてなにより、避難所に行けるかどうかにも優先順位があるのです。
つまり……
避難所生活とは、本当に【最後の手段】。
すこし怖い話をいたしますが、【熊本地震における死者の約8割が災害関連死】であり、その原因は【肉体的・精神的ストレス】であることも調査で明らかになっています。
では、わたしたちは被災したとき、どうすればストレスを少しでも減らせるでしょう?
その最適解こそが【在宅避難】であり、【自宅における日ごろの備え】ではないでしょうか。
それでは【在宅避難】がなぜ最適解なのか。
【日ごろの備え】で何ができるのか。
この続きは次回、
熊本地震の本震のあった4月16日に。
無印良品では、防災についての取りくみを行っています。こちらのページもどうぞご覧ください。
▶特設ページ
『くらしの備え。いつものもしも。』
災害とは、なにも特別なことではありません。
ふだんは影を潜めていても、いつものくらしの中に当たり前に存在するもの。
だからこそ『防災・減災』も、いつものくらしの中に当たり前に存在するものにしていきませんか。
当店、無印良品 日田におきましても、入店口正面裏に『くらしの備え、いつものもしも。』のコーナーがございます。これまでにご紹介してきた、防災ポーチや防災リュックなどの一例や、ハザードマップも展示しておりますので、ぜひご覧になってみてください。
みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。
無印良品 日田
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2016年4月14日、21時26分。
震度7の前震、そして4月16日に起きた同じく震度7の本震。夜中の強い揺れに足がふるえ、身体がすくんだのを今も憶えています。
あの熊本地震から、今年で10年が経ちました。
熊本地震のことをあらためて紐解いていきますと、震度7の地震が同一地域で連続して発生するのは震度7が設定された1949年以降初めてのこと。また一連の地震において、前震以降の半年間に、震度5以上の揺れを12回観測(これは前震後の4月中の出来事でもあるのです)、4,000回を超える震度1以上の有震地震が発生。
また、4月14日の前震以降の避難生活者は熊本県内だけで18万人以上にのぼり、大分県内でも1万人以上の避難生活者が発生しました。実に20万人ちかくの人たちが、避難生活を余儀なくされたのです。
こうして数値として捉えてみると、熊本地震の深刻さがよくわかると思います。
このことから言えるのは、
『いつ、もしものことが自分の身に降りかかるかわからない』
ということ。
決して脅すつもりはありませんが、
明日にも、いいえ、今すぐにでも、
わたしたちは
『20万人の避難生活者のひとり』
になる可能性があるのです。
さて……いつもより前置きが長くなりました。
今回は少し、趣向をこらしてみようと思います。たのしみながら、防災を行っていただく。それがわたしたちの願いですから。
と、いうわけでさっそくクイズです!
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▶Q1.地震の揺れを表す単位の「震度」。これは震度1から最大いくつでしょう?
▶Q2.インフラと呼ばれる、電力・ガス・上水道・下水道。もし「東京」で震度7の地震(首都直下地震)が起きてこれらが止まったとき、それぞれの復旧日数はだいたいどれくらいでしょうか?
▶Q3.仮設トイレが被災地の避難所に行き渡るまでに要した日数。早くて何日でしょう?
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……
………
さて、どうでしょう? 答えられましたか?
では答え合わせをしていきましょう。
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▶A1.震度は震度1~7まで。
つまり、熊本地震ではこの最大震度7という状態で、前震と本震の2回、揺れたのです。
このほか、
・兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)
・新潟県中越地震
・東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)
・北海道胆振東部地震
・能登半島地震
で震度7を計測しています。このことからも、熊本地震の異常さが窺えると思います。
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▶A2.インフラの復旧日数はそれぞれによって異なります。
まず電力は約4日。
上水道は約17日。
下水道は約21日。
そしてガスはなんと約42日(6週間)。
(※すべておおむねの日数です)
そして、気をつけねばならないのは、この復旧予測日数は東京やその周辺で起こる『首都直下地震』の場合。都心部でさえこれだけの日数がかかるのですから、そうでなければ復旧までさらに日数がかかる可能性は大きそうですね。
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▶A3.仮設トイレが避難所に行き渡ったのは最短で約3日というデータがあります。
しかし一方で【66%の自治体において仮設トイレの設置に4日以上を要し、最長で65日(2か月以上)を要した自治体もあった】というデータもあるのです。また、発災してから6時間以内にトイレに行きたくなる人が約7割。つまり「使えないけれど、トイレに行きたくなる」そのタイムリミットが6時間、とも言えそうです。
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もし今後、10年前の熊本地震、あるいは西日本豪雨災害のような災害に遭ったとき、わたしたちは心のどこかで「被災したなら、避難所に行けばなんとかなる」と思っているところがないでしょうか?
避難所に行けば、救援物資や電気や水道、トイレもある。自宅より安全で快適に過ごせそうだし、わざわざ備えなくてもなんとかなるんじゃないか。
確かに、いのちを守るため、そのための避難所ではあります。しかし、知っておかねばならないのは【避難所生活は最終手段である】ということ。
避難所とは、おおむね学校の体育館であったりしますよね。そこは完全に仕切られた個室ではありませんから、プライバシーはほとんどなく、においや騒音などの精神的ストレスがかかります。また、大勢の人がすごす場所ですから感染症のリスクも高まります。
眠るときにちょっと寒いな、と思っても、その施設には毛布がないかもしれません。あっても他の避難生活者に貸し出されていて、借りることがままならないかもしれません。トイレや水道も、設備としては備わっていても、上下水道に損傷があれば使用できないかもしれません。そしてなにより、避難所に行けるかどうかにも優先順位があるのです。
つまり……
避難所生活とは、本当に【最後の手段】。
すこし怖い話をいたしますが、【熊本地震における死者の約8割が災害関連死】であり、その原因は【肉体的・精神的ストレス】であることも調査で明らかになっています。
では、わたしたちは被災したとき、どうすればストレスを少しでも減らせるでしょう?
その最適解こそが【在宅避難】であり、【自宅における日ごろの備え】ではないでしょうか。
それでは【在宅避難】がなぜ最適解なのか。
【日ごろの備え】で何ができるのか。
この続きは次回、
熊本地震の本震のあった4月16日に。

無印良品では、防災についての取りくみを行っています。こちらのページもどうぞご覧ください。
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災害とは、なにも特別なことではありません。
ふだんは影を潜めていても、いつものくらしの中に当たり前に存在するもの。
だからこそ『防災・減災』も、いつものくらしの中に当たり前に存在するものにしていきませんか。
当店、無印良品 日田におきましても、入店口正面裏に『くらしの備え、いつものもしも。』のコーナーがございます。これまでにご紹介してきた、防災ポーチや防災リュックなどの一例や、ハザードマップも展示しておりますので、ぜひご覧になってみてください。
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