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農産物から「食」を考える 〜諸国良品もニッポンフードシフト〜

諸国良品も
ニッポンフードシフト

無印良品は農林水産省が展開する食と農のつながりの進化に着目した官民協働の新たな国民運動「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」の推進パートナーになりました。先回は無印良品で人気のカレーを用いて「カレーから日本を考える。」をテーマに、イベントや全国の店舗を通じた発信を行い、皆様と日本の食について考えました。今回は無印良品ネットストア内の産地直送サイトの「諸国良品」でも一緒に取り組みを進めてまいります。

諸国良品の活動と想い

「諸国良品」は日本全国津々浦々、異なる風土・気質があってこそ生まれたものづくりを通して、食の多様性や旬のたのしみ、風土に根付くものづくりを産地からお届けしており、数が少ないものや不揃いであっても生産者の活動や想いと共にお届けしております。

今回のイベントをきっかけに、「無印良品」のカレーや「諸国良品」の出店者様のこだわりや想いを込めた産品をお楽しみいただき、農家さんの想いを直に感じながら、日頃の「食」を見つめ直してみませんか。

諸国良品の生産者が出店食から日本を考える。

NIPPON FOOD SHIFT FES. 大阪

開催日
2024年1月13日(土)/14日(日)
場所
グランフロント大阪1階「ナレッジプラザ」、4階「無印良品」イベントスペース

農産物から「食」を考える

「農産物」と生産者の想い

HOPE FARM小橋さん

小橋さんから見て、日本の「食」の課題って何だと思いますか?
ひとことで言うと、日本が誇る素晴らしい「農業」を持続可能にすることだと思います。
私は、全国に先駆けて1970年代から「有機農業」という言葉が使われてきた“オーガニックの聖地”とも呼ばれるこの丹波の地で、有機農業の魅力を一人でも多くの方に伝えたいとの想いで、有機農業の普及・推進活動をしております。
そこでまず課題に感じているのが「農業の担い手問題」。若い世代が農業を職業として選ぶことが少なくなっている今、老齢の農家さんが引退されてしまうと、休耕地や耕作放棄地になってしまうことも少なくありません。
2つ目が、「技術の継承」。日本の農業は良くも悪くも経験と勘に頼りがちなことが多く、技術の継承には時間がかかります。今までの日本は家族継承のなかでうまく回っていましたが、担い手不足が深刻な昨今においては新規就農者への効率的な継承が重要になります。
今後の日本の「農業」に必要なことは何だと思いますか?
まずはより多くの方に農業の楽しさを知ってもらうこと、そして科学的な視点からも農業を考えていくことが大切だと思っています。
そのために私たちは「丹波市有機の里づくり推進協議会」という団体を作り、有機農業を学べる場を作ったり、「BLOF理論」という科学的なアプローチで「再現性のある栽培」の普及と、それを実現するための仕組みの構築などを行っております。
最後に、「ニッポンフードシフト」に来られる方々に伝えたいことは?
ニッポンフードシフトには全国の生産者の方々が集まり、たくさんの商品が出品されます。そこで単に商品を見るだけではなく、是非生産者さんに声をかけてみてください。生産者さんそれぞれのこだわりや想いを聞くことで、普段食べている「食」を、よりいっそう美味しく味わうことができると思います。

出店生産者様 ご紹介

HOPE FARM(ホープファーム)の生産者様写真

HOPE FARM(ホープファーム)

兵庫県丹波市にある農場。環境に配慮し、農地の生産力を維持 ・増進する農業を行っている。現農場主は2004年に家業を継ぎ、2005年にエコファーマ取得、2008年にJAS有機の認定を取得、2010年には野菜ソムリエの資格を取得している。

丹波たかみ農場の生産者様写真

丹波たかみ農場

有機農業が盛んな兵庫県丹波市市島町にある農場。化学的な考察を基に行うBLOF理論をベースに、おいしく栄養価の高い高品質な作物づくりに取り組んでいる。

花岡農恵園の生産者様写真

花岡農恵園

淡路島で「農と自然の恵みの調和」をコンセプトに営む農園。永続的に子々孫々に受け継いで行く事ができる農業を目指し、現在は自然農法に取り組んでいます。3人の子どもを持つ花岡さんの夢は、いつの日か子どもたちとともに農業をすること。「いつの時代も農はくらしの基礎であり続ける。みんなが自然から学んでいける世の中にしたい」と話します。

株式会社NOUENの生産者様写真

株式会社NOUEN

兵庫県朝来市で脈々と継がれてきた伝統野菜「岩津ねぎ」を中心に、丹波黒豆や米を生産する農業法人。元々は岡山で起業していた田中代表が、故郷のために貢献できることをと立ち上げ、若い力を集めて農業を通じての地方創生に取り組んでいる。

三浦農園の生産者様写真

三浦農園

三浦農園は、大阪府泉佐野市で江戸時代から100年以上、代々農業をしている家族経営の小さな農園です。
野菜は家族同然。「野菜は自分の子どもと同じ」、そんな思いで大切に愛情込め手間ひまを惜しまず、野菜としっかり向き合い育てています。
また伝統的栽培技術と最先端設備を融合したハイブリッド農業に取り組んでいます。

株式会社善太の生産者様写真

株式会社善太

「善太」の清水さんは、2008年頃から、契約農家より玉ねぎを仕入れて販売していましたが、生産者や地域によって味や食感に差がある事に気付き、特に甘い玉ねぎを「フルーツ玉ねぎ」として商標登録し、販売していました。注文の増加に対応する為、2010年頃より自家栽培を始め、毎年育て方を工夫し、現在もさらなる甘さを追及しています。2013年度に6次産業化の認定を受け、施設の新設により栽培や保管の管理がしやすくなり作付けも毎年増加しています。またスープやドレッシングなどの加工品も毎年ラインナップを増やして製造しています。

有機JAS認定農家 チヨちゃんの野菜の生産者様写真

有機JAS認定農家 チヨちゃんの野菜

2002年に畑と出会い、土に関わることを決意して就農を開始。20年に渡って、動物性肥料不使用という頑固な有機農法で安心安全な美味しい伝統野菜を作り続けています。兵庫県多可郡多可町のきれいな空気と水に恵まれた環境で育った、野菜の本来のおいしさ・香りの強さをお届けします。

ひょうたん農場の生産者様写真

ひょうたん農場

兵庫県丹波市で水稲、黒大豆、小豆、栗の生産および但馬牛の飼育をしている農場。米の栽培と但馬牛の繁殖を行っている環境をいかして、循環型農業を行っている。また、農作業代行をすることで、地域貢献としての農業も実施。人と地域と地球にも優しい農業を目指している。

あぐりたかの生産者様写真

あぐりたか

「あぐりたか」は、農業を営んでいる会社で、主にお米と黒豆の作付けしています。
あぐりたかのお米の王様「コシヒカリ」は、透き通った水と自然が豊かな兵庫県の中部に位置する多可郡多可町で作られています。

出店生産者様 お取り扱い農産物

無印良品の
カレーから考える。

無印良品のカレーが食卓に届くまでの工程を
「国産のカレーリーフから考える。」「カレー工場から考える。」「食卓から考える。」3つの視点でご紹介します。

  • 国産のカレーリーフから考える。

    宮城県蔵王町でカレーリーフを栽培する農家さんのお話。
    国内では珍しいカレーリーフの栽培へのこだわりと、生産者の想いをお伝えします。

  • カレー工場から考える。

    無印良品のレトルトカレーを製造してくださっている工場で働く皆様のお話。
    「現地に学ぶ味」と「素材を生かした」カレーづくりへの想いをお伝えします。

  • 食卓から考える。

    無印良品のレトルトカレーをご愛用いただいているお客様のお話。
    開発担当者の想いとともに、お客様目線でレトルトカレーの奥深さをお伝えします。