アレンジレシピ
つけ込むだけでふっくら。平日を助ける「ブリの醤油麹漬け」|長谷川あかりさんの「はじめての食材、はじめてのレシピ」

2026/01/29
調理と監修・長谷川あかり 写真・竹之内 祐幸 取材と文・佐々木彩
はせがわ・あかり/料理家、管理栄養士。タレントとして活動後、大学で管理栄養士の資格を取得。以来、SNSでレシピを投稿し人気に。『長谷川あかり DAILY RECIPE』(扶桑社)シリーズほか、最新刊『シンプルだから悩まない! ワンパターン献立』(ダイヤモンド社)など著作も多数。
魚料理ならではの臭みやパサつきにも効く万能調味料
醤油の旨みと麹の甘さが合わさった万能調味料「醤油麹」。臭みが気になったり、パサつきやすい魚料理に用いると、ふっくらとした食感の深い味わいに仕上がります。

長谷川さんは、冬の魚料理に欠かせないブリの切り身を漬け込んで冷凍し、数日先の主菜のつくり置きに活用。最小限の工程で、栄養も味わいも増す、醤油麹漬けのレシピをご紹介いただきました。
冷凍保存で平日を助ける「ブリの醤油麹漬け」のレシピ
【材料(1人分)】

・ぶり切り身 1切れ(70g〜80g)
・国産米でつくった醤油糀 大さじ1
・長ねぎ(白い部分) 1/3本分
・炒りごま 適量
・ごま油 適宜
【つくり方】
[下準備]
切り身を1つずつポリ袋に入れ、醤油麹大さじ1を加える(塩分濃度およそ1%)。軽く揉んでなじませたら、空気を抜いて袋を閉じ、冷凍しておく。


① フライパンに水100mLを入れて、強めの中火にかけて沸騰させる。
② 冷凍したぶりを取り出し、4センチの長さに切ったネギと一緒にフライパンに入れる。再度煮立てたら、蓋をして弱火にし、水気がなくなるまで10分蒸し煮にする。

③ ぶりと長ねぎを器に盛り、炒りごまをふる。お好みでごま油を垂らして完成。

・魚の量が変わっても、蒸し時間と水の量は基本的には同じ。
・5~6分経った時点で、水がなくなりそうであれば水大さじ1〜2を加える。
・蒸し終わった時点で、水がかなり残っていたら、ぶりと長ネギを先に器に取り出し、フライパンに残った汁を軽く煮詰め、ぶりにかける。
魚も野菜もアレンジを楽しめる
「日頃、料理のつくり置きはしないのですが、このレシピは、切り身を買ってきたらそのままポリ袋に入れて醤油麹を揉み込むだけで、とっても楽ちんなので私もストックしています」と長谷川さん。
包丁も下処理も必要なく、買い出しの延長で数日先の献立を準備でき、忙しい平日の自炊のハードルを下げてくれる一品です。
麹の力で魚をふっくらとさせ、臭みもカバー、味付けも一つで完結するのは、醤油麹ならでは。

「この醤油麹自体がとても風味があっておいしいため、ほかに何かを加える必要はありません。長ネギを付け合わせにしましたが、キノコでもトマトでも。小松菜などの青菜も相性が良いですよ。
私は家で魚を調理するときは蒸すか茹でることが多め。醤油麹漬けの蒸し魚も、ブリだけではなく、シャケなどでもおいしくでき、応用が効くので、冷蔵庫にあると重宝する調味料の一つです」
食べたときに味が薄いと感じる人は、好みに合わせて醤油やごま油を垂らしてみてください。
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